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2022年12月16日
自社アプリ開発
集中
これまでハードワーキングなどに関し触れてきた。長時間の労働が必ずしも創造的で効率的とは限らない。
達成感を感じるというケースもある。チームの底力を感じることができた、という人も多い。
また、追い込まれないとできないタイプと思っている人も多いだろう。 「思考の整理学」で有名な外山滋比古氏によれば、思考の生産性は追い込むこと、という趣旨の指摘がある。
しかし、過度な納期のプレッシャーはストレスを招き、プレゼンティズム(疾病就業:Presenteeism)を招き、リタイアすることになる。
この両者の違いは何処にあるのだろうか。ハーバードビジネススクール教授のTeresa M. Amabileによれば、基本的に時間的制約プレッシャーは創造性を生まないが、集中している状態、邪魔は入らない状態に限り、創造性の発揮が認められるという。
時間生産性に関して、不可欠余裕時間などの指摘をしてきたが、その多くが中断、飛び込みによるものである。
明確な目的と、内因的モチベーションがあるという前提なら、この集中する環境こそが必要条件のように思える。
最近では在宅勤務などのワーキングスタイルが増えている。自宅だとついつい緩んでしまうはずだ。集中できる状態を如何につくっていくかが創造性同時に生産性をも左右することになる。