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2024年1月5日
自社アプリ開発
人生を測る物差し
2010年、ハーバードビジネススクール教授クレイトン・M・クリステンセン(故人)が卒業生に向けて『人生の意味について』講演した。
どうしたら幸せなキャリア(キャリアを人生ととらえた方がわかりやすい)をしっかり歩めるのかについて、「動機づけ」という観点から語っている。
人生の強い動機付けとなるのはお金ではなく、学習し、責任の中で成長し、他者に貢献し、成果を認めてもらう機会だ。
また、「人を育てることの意義」について述べている。人が学び、成長して、成果をあげ、それが認められ、チームに貢献したという実感を得る。
こうしたことを手助けするマネジメントというのは、最も尊い仕事の一つである。
契約をまとめることでは、人を育てることで得られる深い喜びは得られない。
これらは企業戦略と同じで資源配分が大事である。この資源配分プロセスがうまくいかないと意図したものとは異なるものになる。企業も人も目先のもの、リターンがすぐに得られるものに配分をしてしまう。
そして、長期(戦略)に不可欠な取り組みへの投資がおろそかになってしまう。
つまり、個人の時間とエネルギー、そして能力をどう配分するかの意思決定が最終的には人生の戦略を決める。と結論づけている。
人生には、「今回だけは例外にしよう」という状況が果てしなく続く。そして、その例外が繰り返され、いつしか例外でなくなってしまう。 すぐに成果の見えるもの。目先のことを優先してしまう。
「How will you measure your life ?」自分の人生をどのような物差しで測るかは資源配分に現れる。
※参考及び一部引用: 2011年3月DHBR