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好奇心

好奇心

キャリア制度の一番目

グローバルコミュニケーションズ(以下GC)は人材ビジョンを達成するためのキャリア制度がある。その一つに「導く人」がある。全員が最初のキャリアであるD(開発:Development )からスタートする。Dをクリアしないと次のキャリアに挑戦できない。 このDには3つの要素があり、一つ目が“好奇心”である。

能力の貢献度

ゲーリー・ハメルによれば、勝利に貢献する人間の能力の貢献度は6つのレベルで構成させる。
レベル1は“従順”である。現場などで指示に従わないと、事故やロスを生む。危険を伴う。ガバナンスも同様である。レベル2が勤勉である。学習しない者は長く務めても成長しない。レベル3は“専門性“である。多くの組織はこの領域を目指しているように思える。そこに問題がある。特に日本企業は優秀さのみを求める傾向が強い。よって創造性に欠け、協調性にも欠けるのではないか。
レベル4,5は飛ばし最上位レベル6は“情熱”である。ハメルによれば、レベル1から3までの勝利に貢献するウェイトは20%である。

Future Intelligence

未来を築く知性とでも訳そうか。“Wired to Create: Unraveling the Mysteries of the Creative Mind “で紹介されているものである。ここでは10の考え方或いは未来の知性として10の要素(キーワード)を挙げている。遊び、逆境、異端などである。そして、好奇心と情熱という要素も入っている。優秀さは無い。
ベンチャーなどの起業や創造性に優れたモデルを生み出した人たちを調査した結果の共通要素である。
ケネス・ロビンソン(英国人、1950年-2020年、能力開発における世界的権威)は、「我々の右脳的能力~創造と発見の能力~が窒息させられる傾向にあった。我々は創造的能力を殺すような教育をしている。」と断言している。

GCは好奇心を大事にしている。クライアントの事業、クライアントの先にいる顧客、外部経済及び不経済も勿論、何かしらに興味や関心を持つことを大切にした取り組みを継続している。