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2022年2月25日

改善活動

チームで作成

チームで作成

チームでリストアップ

改善活動は小集団活動に代表されるようにチームで行うことが一般的ではないか。
個人による提案制度もあるが、チームでの提案もある。
改善活動の最大のメリットはチームビルディングではないだろうか。大小問わず、気になることをチーム(職場単位)で課題を共有することが大事だ。何を課題とするかは問題意識そのものを表す。多くの課題の中から、何を優先するか、誰が主担当になるかなどをチームで意思決定する。
このプロセスが最初は単なるグループであった集まりをチームとして育ててくれる。

先々週と先週の進捗

あるチームは先々週と先週の進捗を%で併記している。
この工夫の良いところは、2週間を見ることで2週間の時間感覚を養えることだ。2週間を観ることは1か月を観る能力に繋がってくる。1週間だと切羽詰まった感じがする。プレッシャーを感じるのではなく、全体観をもって、課題の関係性、緊急性そして重要性を観る。
テーマによっては、10%の進捗でも、確実に進めていくことに意味があるものもある。すぐにやってしまった方が良いものもある。

あるチームは2週間で49件の改善テーマをリストアップし共有している。
2週間での100%進捗(完成)は31件である。約63%である。
これがいい悪いではなく、チームの力量を知ることが重要だ。チームとして新たな課題に取り組む際、どれくらいの課題量をどれくらいのスピード感で対応することができるのかを知ることができる。
アジャイルといわれている開発現場において、チームのアジャイル・ポテンシャルを知ること、そして鍛えていくことは重要だ。