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オーセンティックなリーダーシップ

オーセンティックなリーダーシップ

グローバルコミュニケーションズ(以下GC)は人材ビジョンを達成するため、人材育成に力を入れている。

全員がプロジェクト・リーダーを目指す

GCのキャリア制度は開発者から始まり、全員がプロジェクト・リーダーを目指すものになっている。
プロジェクト・リーダーを経て、エキスパートかマネージャーの選択肢がある。勿論、エキスパートからマネージャーを目指しても良い。

人材ビジョンは、「もてる人」、「導く人」、「チームな人」であるので、プロジェクト・リーダーといってもこの3つを目指す、または合致するものであれば、方法は柔軟であってよい。

オーセンティック・リーダーシップ

『オーセンティック』というのは、「本物の」とか「真正な」といった意味である。リーダーシップ論では「自分らしい」という意味合いで使われる。言われてみればそうで、自分らしくないスタイルでは長続きはしないし、ストレスさえ感じるようになる。創造性や耐性にも影響を及ぼすに違いない。

では自分勝手にやればよいかというとそうではない。明確な目的、明確な価値観、組織使命に対する明確なコミットメント、チームを育む明確な信念などが求められる。つまり明確なモチベーションが求められる。モチベーションは換言すれば行動力である。

「そんな明確な価値観なんてない」と思うかもしれないが、仕事を通じて醸成されていくものだと考えている。そういう仕事の仕方をしていかなくてはならない。
VUCA時代であるから、挑戦を楽しめる組織文化にしたい。その為に定期的に、時には機会を見つけて面談を行い、仕事と自身への価値観について対話するように心がけている。

※『オーセンティック・リーダーシップ』:2003年 Authentic Leadership: Rediscovering the Secrets to Creating Lasting Value (Bill George著)が知られている。また、ハーバードビジネススクールのRobert S. KAPLAN教授は、自問と自省のすすめとして7つの視点を提言している。
例えば、『本当の自分を失わない(Staying true to yourself)』では、リーダーシップ・スタイルは自分にとって自然なものか。それは本当の自分自身に基づくものか。当たり障りのない言動が多くはないだろうか。